フリカエリ子育て日記

米在住。あちこち引越し海外子育て、あれこれ振り返るフリカエブログです。

転勤族、子育てしているお父さんとお母さんに読んでほしい子供の気持ち。

世の中にはひとつの場所で生まれ育つ人もたくさんいる一方で、幼い頃からあちこちを転々と移動する、転校人生を歩む子供達もたくさんいます。

私自身も幼少期から父親の仕事の関係で転校ばかりでした。まさか大人になり結婚しても引越しばかりの生活になるとは思わなかったけれど、引越し自体は好きなんです。新しい土地へ行くのは、毎回とてもワクワクするものです。

 

転勤族の子供の利点は、個人的にはたくさんあると思っています。

でも今日フォーカスするのは転校人生のマイナスについてです。今日は子供の頃の視点で、転校生活こんなこともありました、と書きたいと思います。
もしかしたら読んでいただいている方のお子さんにも当てはまるかもしれませんね。

 

 

転校生の気持ち

幼稚園の頃から始まった私の転校(園)生活。
はっきりと覚えているのは、とにかく行きたくなかったことです。
毎日イヤイヤして母親を大変困らせたそうです、申し訳ない。

何が嫌だったのかな?きっと理由は「新しい環境」とか、「友達がいない」とかそんなありきたりな事だったと思います。でも階段に座って、楽しそうに園庭で遊び回る子達をずっと見ていたのを覚えています。とても優しい先生がいつも隣に座っていてくれたことも覚えています。

幼稚園での生活にやっと慣れたと思ったら、あっという間に卒園です。そして小学校へ入学。私が通っていた小学校は、見慣れぬ顔が集まるマンモス小学校でしたが、友達もできやっと自分の居場所ができました。

それなのに数年が経ち、また転校です。

何もかも一からやり直しです。

こんなことを何度繰り返したことでしょうか。

 

転校先での新学期。
ドキドキしながら母親と学校へ向かいます。
周りの子供達は久しぶりの学校に、ワイワイガヤガヤとても楽しそう。

 

朝のホームルームが始まります。

転入生が来ることをみな話題にしているよう。

ガラガラとドアを開けると、さっきまでザワザワしていた教室が急に静まり、なにやらコソコソ聞こえてきます。緊張した私はできるだけ悪い印象が残らぬよう、大きくも小さくもない声で、長すぎも短すぎもしない自己紹介をします。

ここから気を使う生活の始まりです。

 

できるだけ目立たないようにしよう。

できるだけいい人でいよう。

できる限り優しくして、嫌なことがあっても我慢しよう。

 

優しい子は誰だろう。

意地悪な子はどの人?

リーダーはだれだろう。

グループはどう分かれている?

 

アンテナを張り巡らせて、クラスの居場所をさがします。

 

友達を家に呼ばない理由

時間とともに友達ができました。

クラスにも馴染めました。

幸い転校人生で一度もいじめられることはありませんでした。

 

でもそれゆえにとても気を使いました。

友達に放課後遊ぼうと誘われると、内心とてもがっかりしました。ひどいですよね。でも少しでも早く家に帰りたかったから。どこへ引っ越しても変わらない、我が家だけがホッとできる場所でした。

 

気を使っていたとはいえ、友達のことは大好きでした。

それでも自宅に招くことだけは、なかなかめったにしませんでした。私にとって自宅は学校から切り離したい特別な場所でしたから。仲良しの友達とはいえ、学校の延長を家に持ち込むのはとても嫌だったのです。それほどまでに自宅は唯一心が解放できる場所でした。

 

実は友達がいないとか、家を見られたくないとか、そんな単純なことではないのです。ただただ守りたいテリトリーだったわけです。

 

こんな私に一度も問いたださなかった両親には感謝しています。そして当時の私をそのまま受け入れて、友達になってくれた友人たちにもとても感謝しています。

 

転勤族、親も大変ですが子供も頑張っています。

もし私の幼少期と似ているようなお子さんがいらしたら、聞かずに見守ってあげてください。だってその子にとってはお家がホッとできる所ですから。お家でも学校のことを根掘り葉掘り聞かれたら、心休まる場所はどこにもなくなってしまいます。お母さんはきっと心配でしょうが、きっと子供達も外の世界では疲れつつも人間関係しっかりやっていると思います。

 

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