フリカエリ子育て日記

米在住。あちこち引越し海外子育て、あれこれ振り返るフリカエブログです。

バイリンガル教育、親子で英語と日本語を使い分けるとき。

バイリンガル教育と一言で言っても、各家庭によって様々なルールややり方があります。求める完成度も違うし、家庭の言語環境も違います。
 
よく聞くのは、徹底的に両親の母語で話しかけるという方法です。
 
例えばお父さんの母語が英語だとしたら、子どもには英語のみで話しかけます。そしてお母さんの母語が日本語だとしたら、同様に日本語のみで話しかけるという方法です。子ども達が言語を混ぜてきたとしたら徹底的に正すそう。過去に実際にそのようなファミリーを見たことがあります。周囲に日本語がわからない人がたくさんいたとしても、かたくなに日本語を貫き通すのです。
 
このやり方はバイリンガル教育としての効果はかなりあるでしょう。
でもかなりの勇気と情熱がないと難しいと思います。そして周囲の理解、特に日本語を理解しないグランパやグランマなどの理解がないと相当難しいです。
 
「国際結婚の子どもはバイリンガルになるのか?ならないのか?振り返ってみた。」でも書いたように、我が家の目標は、「英語はネイティブ、日本語は最低限の会話と難しくない本を楽しめるレベル」です。
 

 

まず先に述べたように「グランパやグランマの理解」という時点で我が家はもう難しかったです。内緒話のように感じてしまうそう。自分の理解しない言葉を目の前で話されると、居心地が悪いそうです。最初はショックだったけど、しょうがない。
残念なことですが、けっこうよくある話です。
 
これはグランパ、グランマのみならず、引越し先々で同じような状況に出くわしたのでわかりました。
 
ニューヨークやロスやマイアミなどでは、英語以外の言語を耳にすることもよくありますが、アメリカの大部分はまだまだ保守的です。我が家が昔住んでいた州もとても保守的な場所として有名でした。郊外へ行けば行くほど私達親子は珍しいようで、そこで私と娘が日本語で会話をするというのは損得で言えば損ばかり、という場所でした。
ところがひとたび私と娘が英語で会話をし始めると、ぜんぜん対応が違うのです。
たぶんあちら側からすると、「英語がわからない外国から来たファミリー」と「英語を話す外国から来たファミリー」の二つの可能性しかありえないのだと思います。
でもこれが大都会だったら、「今は英語を話していないけど、きっと英語も話すだろう外国から来たファミリー」という状況が普通にあるわけです。
 
これはアメリカだけでなく、他国へ引っ越したときも同じでした。
滞在国が日本語でも英語でもない他の言語だとします。
私はその言語を話しません。
そうなると外で娘と会話をするなら、だんぜん英語の方が対応がいいのです。
 
このことに気がついてからは意識して、英語と日本語を使い分けるようになりました。
基本的に家では日本語で娘達に話しかけますが、
外では英語で話しかけることの方が多くなります。
 
日本滞在中はどうなるかというと、外での会話は日本語となるわけです。
これは娘達にとっては少しハードルが高いのですが、頑張るいい機会にもなります。
 
私がしていることは、バイリンガル教育の理想に反しているかもしれません。
でも楽に生きられるならその方がいいです。
 
先ほど日本以外の国にいる場合、家では日本語で娘達に話しかけ、外では英語で話しかけると書きましたが、娘達はどうかというと、家でも外でも私に英語で話しかけてきます。
たまに日本語で話しかけてくれることがあるのですが、やはり英語の方が簡単なのですぐに英語に切り替えてしまいます。でも日本へ行くとあっというまに日本語能力が回復するんです。ほんとうに不思議です。そういうわけもあって、私はいっさい娘に「日本語で話して」とは言いません。
 
このようなやり方を続けてきた我が家のバイリンガル教育、
子ども達はけっこう上手に言語を使い分けています。
なんとかこのまま保てればいいのですが、それはまた数年後に振り返りたいと思います。