フリカエリ子育て日記

米在住。あちこち引越し海外子育て、あれこれ振り返るフリカエブログです。

アメリカの小学校、友人関係を築くのは親次第なのかもしれないと思った出来事。

自分が小学生だった頃を思い出すと、毎日子供達だけで通学し、帰宅後も友人に誘われればまた外出して夕飯まで遊ぶような日々でした。
思い返してみても、日本では子供の頃から子供だけの世界というものが出来上がっていたように感じます。

 

アメリカの小学生

それに比べてアメリカの小学生の生活は真反対です。
学校までの見送りは当たり前、習い事までの通学も、公園へ行くにも、買い物へ行くにも、とにかくどこへ行くにも大人が連れて行かなくてはいけません。それは車社会だからという理由ではなくて、子供の安全を守るための大人の義務という感じです。

だから大人の用事であって、子供が行く必要がない場所だとしても、家においていくわけにはいかず連れて行くことになります。

 

プレイデートについて

こういう生活なので、子供達だけで何かを約束して出かけるという事がまずありません。学校で友達同士で一緒に遊ぼうという話になっても、まずは親に伝え、どちらかの親がもう一方へメールをして日時を設定という形になります。正直とても面倒です。

これを「プレイデート」と呼ぶのですが、このシステムがやっかいです。

我が家はこのプレイデートが苦手です。

今は成長したので昔程プレイデートもなくなりましたが、それでも週末のお誘いなどが入ります。誘われた場合はそちらのお家へ娘を連れて行って、また迎えに行くというのがパターンです。そうなると迎えにいく時間があるので、夫も私ももう一人の娘も遠出することができません。せっかくの週末、家族で過ごす大事な時間なのに1日を無駄にしたような気分になるのです。そして子供が複数いる場合、同じ日にプレイデートがあるわけでもないので、このように過ごす週末が増えるわけです。

 

プレイデートの問題点

ここで問題なのが、プレイデートに対する気持ちも人それぞれということです。

我が家のように夫も私も面倒と思っている家もあれば、反対に積極的にプレイデートをしたいと思う親もいるのです。平日も週末もできるだけ友達と遊ばせてあげたい、と願いを叶えてあげる親もいます。

皆それぞれ違うので、それは別にどうでもいいのです。

でも問題なのは子供を遊ばせるには親が関わらなければならないこと、そして子供の友人関係もこのプレイデートを受けるか断るかで大きく変わってきてしまうという点です。

以前にこんなことがありました。

娘と仲良しの女の子がいました。同じクラスです。毎日の学校生活の中で仲良くなったので、きっと気があったのでしょう。ある日彼女の母親からプレイデートの誘いのメールがきました。もちろん一緒に遊ばせました。それを機にたびたび平日、週末のプレイデートに誘われるようになりました。ここで困った事が、我が家はそこまでプレイデートをしたくないということ。たまにならいいけど、そんなに子供のためだけに時間を費やしたくないのです。もちろんそんな理由は説明しませんが、プレイデートの誘いを断ることが多々ありました。

ある日娘が悲しそうに「AちゃんとBちゃんがプレイデートするんだって」と言うのです。そのAちゃんというのが娘の仲良しの子です。それから時間は経ち、クラスでもAちゃんとBちゃんが仲良しという関係になりました。よくある話ですが、問題は親次第で友人関係が変わってしまうというところです。

Aちゃんのお家はプレイデートをかなりの頻度でしたかった。

我が家はプレイデートはたまにしかしたくなかった。

学校生活で自然と仲良くなった子供達なのに、親のプレイデートに対する温度差が子供の友人関係に影響してくるのです。

 

家族のスタイルを貫く

上記のような出来事がありましたが、だからといってプレイデートを増やそうとは思っていません。なんだかなぁとは思いましたが、Aちゃんのお母さんに何かを言うこともしませんでした。別に喧嘩をしたわけでもないし、なにより人それぞれ考えや求めることは違うのですから。

娘にはちゃんと正直に説明しました。夫も私も忙しすぎてできないのではなく、したくないからしないということ。家族の時間を大事にしたいこと。だからたまのプレイデートはOKだけれど、そんなにしょっちゅうやってられないこと。

その後どうなったかというと、娘にも他に仲の良い子ができました。

その子とはほとんどプレイデートをしていません。でもとても仲良くしています。わざわざ聞いていないのでわかりませんが、たぶんその子の両親もプレイデートに対して同じ感覚を持っているのだと思います。もしかしたら他の子とプレイデートをしているかもしれません。でもそんなことはどうでもよくて、大事なのは親が関わらなくても仲良くしているということです。

 

親が作り上げた友人関係ではない、娘が自分で築きあげた友人関係です。

アメリカではそれをするのがとても難しいと感じています。

ティーンになれば娘も一人で外の世界へ出かけるようになるでしょう。日本に比べるとあまりにも遅いスタートですよね。でもだからこそ今、家族のスタイルを貫いていいと思っています。誰かと違ってもいいし、誰かとうまくいかなくたっていい。時間はかかるかもしれないけれど、必ず自分にあった友人が見つかるはずです。それを経験しているので、きっとこれからも大丈夫。そう思っています。