フリカエリ子育て日記

米在住。あちこち引越し海外子育て、あれこれ振り返るフリカエブログです。

サマーキャンプ、子供が行きたくないと言ったら耳を傾けてあげてほしい。

夏休み、子供達をサマーキャンプに通わせている親御さんは多いでしょう。家庭の理由はさまざまです。親が日中外で働いているから通うというのが大半ですが、専業主婦(夫)のお父さん、お母さんがいてもサマーキャンプに通う子はたくさんいます。

 

今日はある出来事を目撃してずっと心がもやもやしているので、そのことについて書こうと思います。

 

仕事を早めに終わらせて娘達を連れて大人気のプールへ行くことにしました。そこにはサマーキャンプでプールへ来た子供達もたくさんいました。

プールの周りにはサマーキャンプのTシャツを着たスタッフが何人か見えます。私はプールサイドのイスに座って子供達を見守っていました。

 

プールの中でちょっと気になるグループがいました。4〜5人の男の子のグループです。年齢はたぶん11歳ぐらいでしょう。頭を水の中に押さえつけたり、おもいっきり引っ張ったり。遠目から見ると笑っているからじゃれあっているのかもしれません、でもなんだか違う?と気になっていました。

 

数分後、その中の一人の男の子がサマーキャンプのスタッフに何やら注意されタイムアウトを受けました。その子は納得いかないようで思いっきり反論しています。でもスタッフはなぜ必死に反論しているのか聞きもせず、「そこに座っていなさい!」と強く言いつけるだけで去って行きました。

男の子はなおも反論しています。「どうして僕だけがタイムアウトなんだ!」、「あの子達が意地悪をするから抵抗しただけだ!」、「君たちが僕をはめたんだ!」と周りのスタッフやプールで泳ぎ続けているグループの男の子達に必死で訴えています。そのあいだもプールの中の男の子達はニヤニヤしながら冷たい発言をしています。

 

タイムアウトになった男の子は諦めません。たびたび通り過ぎるサマーキャンプのスタッフ数人に大声で訴えかけます。それなのにどのスタッフも話を聞こうとはせず、ただただ「座っていなさい!」と言うだけでまた去って行きます。明らかにいじめているのはプールの中にいるグループの方なのに、それについては全くお咎めなしです。まるでスタッフはこの虐められている子のことを厄介だと思っているようです。そして意地悪な子達がしていることに気づきたくない、できるだけ面倒なことに関わりたくないという感じさえしました。

 

それどころか近くに座っている私に向かって「騒がしくてごめんなさいね」と言うのです。思わず「大丈夫です。それよりあのグループの子達は確かに意地悪なことをしていますよ。」とそのスタッフに伝えました。ばつが悪そうな顔をして去った後、その少年を救ったと思いますか?結局何も変わりませんでした。

 

帰宅後に夫に話すと、「サマーキャンプなんてそんなものだよ。スタッフはただのバイト感覚でやってるだけで学校の先生ではないからね」と言うのです。自分も幼い頃サマーキャンプへ泊まりがけで参加した時、ひどいいじめにあったことがあると話すのです。

 

アメリカはヒーロー文化だと言われていますが、実際そんな綺麗な世界ばかりではありません。特にサマーキャンプに関しては、スタッフの人数が圧倒的に足りていないし、スタッフが真剣にいじめに関わるほど情熱を持っていません。できるだけ穏便に何もなかったように夏の仕事を終わらせようとしています。だから意地悪な子供達も陰でやりたい放題です。

 

お子さんは楽しくサマーキャンプに通っていますか?

「行きたくない」とサインを送っていませんか?
お金を払っているのだからしっかりスタッフが見てくれているはず、と思ったら大間違いです。お子さんを守れるのはお父さん、お母さんだけです。

 

もちろんちゃんとしたサマーキャンプもあるでしょう。

少人数制のお高いサマーキャンプもあります。

残念ながら私が目撃したサマーキャンプはその類いではありません。

 

もしかしたら子供は忙しい両親を気遣って「楽しい」と言うかもしれない... でもそうだとしたらあまりにも辛い夏休みです。お子さんとの会話の中にちょっとでも気になることがあったら、お願いです、耳を傾けてください。

 

追記:

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