子供達が補助輪なしで自転車に乗れるようになったのは5歳の頃。
三輪車からスタートして、補助輪付きの自転車に乗るようになって、そこから補助輪を外して乗る練習がはじまりました。
でも今思い返してみると、この補助輪付きの自転車っていらなかった気がします。娘達が補助輪付きの自転車を乗っていた頃って、まだアメリカでは(少なくとも私達が当時住んでいた地域では)ストライダーを見かけませんでした。今でこそあちこちで見かけるようになりましたが。
ちょうど補助輪付きの自転車に乗っていた頃、ヨーロッパのある国に引っ越すことになりました。そこで気がついたのが、あまり補助輪付きの自転車に乗っている子をみかけないこと。ストライダーに乗っている子が圧倒的に多かったのです。しかも5歳とかではなく、もっと小さい子達です。上手にバランスをとって楽しそうに乗っていました。
ストライダーに乗ることでバランス感覚が養われるので、自転車にすんなり移行できるそうなのです。どうりで補助輪付きの自転車を見ないわけです。
娘達にストライダーを買うかどうしよう?
でももう補助輪付きの自転車をアメリカで買ってしまっていたし、もったいないですよね。そこで夫が子供達の補助輪とペダルを一気に取り外しました。ちょっと格好悪いけど簡易ストライダーのできあがりです。
ここからはあっという間でした。
この簡易ストライダーに乗って足を地面につけて進むだけです。それを続けているうちにバランスがとれるようになり、キックしてしばらく足を浮かしたまま進めるようになります。こうなったらもう自転車に乗れるはずです。娘達は2日で自転車に乗れるようになりました。
この経験から、三輪車→ストライダー→自転車の順番が理想的かなと思います。もしかしたら三輪車もいらないかもしれません。だってストライダーの説明に三歳からと書いてあったので、だったらいきなりストライダーでも問題ないですよね。
もう補助輪付きの自転車を買ってしまった方、大丈夫です!補助輪もペダルも取れば、子供は器用にバランスを取り出しますよ。自転車の後ろを支える「補助輪外しの練習」は全く必要がないし、子供も転んで泣きながら練習する必要がないのでぜひ試してみて下さい。